2002/09/04(無題)
今日は映画ファン感謝デー。ということで、仕事のあとに、楽しみにしていた『リターナー』を観た。
う~ん、いいんだけどねぇ。『ターミネーター』や『マトリックス』や『ET』が見え隠れしてもいいのよ、物まねでも。日本でこれだけの作品を創れたなら、重箱の隅をつつくようなあら探しをするつもりもない。とりあえず画的には素晴らしい。
ただ、金城武くんの大根役者ぶりが、完全に鈴木杏ちゃんに食われちゃってて、救いようがないです。
それと、山崎貴監督の前作『ジュブナイル』は、完全に寓話の世界だったのが、今回はちょっと、作品世界のバランスを崩してしまってる。ファミリー映画とすれば、マジな岸谷五朗の熱演が素晴らし過ぎてやり過ぎです。子供には見せられません。シリアスSFを目指すなら、主演二人のやりとりは幼過ぎ。そのどっち付かずさが、観ていてはがゆかった。
そうは言っても、アジア発の本格SFアクション映画としてよくできてると思う。未来で人類が最後に残っているのがチベットというのも妙に納得いったし、悪役が単なる日本人やくざではなく、中国マフィアというのも世界観を広げるとこに貢献している。日本という領域にとらわれない、アジア映画というテイストは好感が持てました。
