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2003年7 月 からの 5 記事

2003年7 月19日 (土曜日)

最低

 前回の【ひとりごと】で、さわりだけ書いた新しい仕事、めちゃくちゃ大変な状況。前回の仕事はなんだかんだいっても制作部5人体制だったし、今思えば、インしてからは、けっこう楽だったからなぁ。その反動からか、今回はやたらと大変。聞いていた状況から、薄々予想はしてたんだけど、その予想を遥かに越えてた。

 クランクイン前だというのに、零時前にうちに帰れないことが多い。その理由は、ロケハンだったり、打ち合わせだったりする。そういう具体的な仕事も大変なんだが、今回もまた、上司といまいち噛み合っていない。<一応言葉は選んでる。まだ。

 まもなくクランクイン。ロケ地さえ一通り決まってしまえば、一段落と言えるのだが、それでも今回は現場も生半可じゃない。
 エキストラが数百人の日がある。
 朝までコースのナイトシーンの予定もある(もちろん次の日もロケ)。
 歌舞伎町(~ヘ~メ)でのロケもある。
 そして、とっても低予算。
 …まるで極悪なVシネのようだが、そうではない、一応。

 クランクアップはお盆前、Kammyの姪っ子&父親の誕生日(笑)。はたして、無事お盆を迎えられるのか。無事終わったら、お盆には今年こそ帰省したなぁ。

2003年7 月14日 (月曜日)

第5回とのみ倶楽部撮影会

 すでに三日前のことなんだが、11日に第5回とのみ倶楽部撮影会をおこなった。
 当日までmoritaも参加する可能性があったのだが、今回もよこちんとKammyの二人での旅。目的地は「とにかく東へ」というだけの理由で、千葉県の犬吠埼灯台。今回もとんだ珍道中。

 8時新宿出発で、高速でレンタカーを飛ばし、まず九十九里浜へ。とのみ倶楽部の撮影会としては珍しく晴天だった…。
 Kammyたちが着いたときは海水浴シーズン前で人気もまばらな静かな浜だったのだが、そこへ、地引き網の体験学習に訪れた幼稚園児の一行が到着。よこちんは遠目で見ていたが、Kammyはここぞとばかり張り切って幼稚園児たちと戯れながらの撮影。幼稚園児も可愛かったが、引率の保母さんも可愛かったんだもん(笑)。
 保護者の母親たちも何人かが写真やビデオを撮っていたので、Kammyは誰かの父親と勘違いされていたと思う。

 地引き網も一段落したのでKammyたちは犬吠埼を目指して、時折撮影しながら九十九里浜沿いを北上。
 その果て、屏風岩が立ちはだかる飯岡港でも撮影した。そこではたと気がついた。この港は、かの愛すべき『ジュブナイル』(山崎貴監督)の舞台ではないか。急に浮き足立つKammyであった。
 が、その屏風岩の上にあがってからは、文字どおり一行に暗雲が立ちこめる。
 この上からの景観は、遥か遠くまで九十九里浜が続く絶景のはずなのだが、それまでの晴天が嘘のように、真っ白いモヤに被われて、まったく景色が見えない。やはりとのみ倶楽部は天気に恵まれない宿命なのか(x_x)。

 『ジュブナイル』の舞台に続き、Kammyには昭和60年に放送されたNHKの朝の連続テレビ小説『澪つくし』が懐かしい、舞台となった銚子市を訪れた。
 ちなみに当時『澪つくし』は平均視聴率44.3%。この3作品前が平均視聴率52.6%だった国民的番組『おしん』(昭和58~59年)。『はね駒』(昭和61年)は『澪つくし』の2つ後で平均視聴率41.7%。…でしたよ。>よこちん
 ここでは地球が丸く見えるという展望台にあがったんだが、ただし、ここでも見通しがいまいち。
 ただ、ここで、「澪つくし」という名称の醤油がいまだに売られているのを発見し、感慨深いKammyであった。

 で、二人は、銚子駅前で昼食を食べようと、そば屋に入った。と、ここで今回最大のトラブル発生!Kammyが撮影に使っていたデジカメ、愛機のDiMAGE F100が突然故障。伸縮式のレンズが中途半端な位置で止まり、ぴくりともしなくなってしまったのだ。砂浜といわず、裸足で海に漬かってまでの撮影が、精密電子機器には過酷過ぎたのか、いともあっさり御臨終(T_T)。
 まぁ、充分に働いてくれたF100なので未練はない。早々と次にはどの機種を買おうかと思案を始めた、これまたあっさりとしたKammy。その後の撮影は、予備で持ってきていた、フィルム用コンパクトカメラCapios 150S(もちろんミノルタ製)で続行することに。

 そしていよいよ、目的地の犬吠埼灯台に到着。
 そしてまた、はたとKammyの記憶が蘇った。ここは、東映の映画のオープニングで流れるロゴマークの『荒磯に波』の撮影現場ではないか。またまた心躍るKammyであった。
 時間切れぎりぎりで灯台にも登ることができ、今回の目標は達成。
 充実した一日を終え、帰路に着いた二人…。

 そして最後にもう一発、帰路についてまもなく、さらに『ジュブナイル』で香取慎吾くんが住んでいた電気屋さんを偶然発見。いや、確証はなかったんだが、たぶん間違いないだろうと、飯岡港ではいまいち確信を持てていなかったよこちんも納得。
 今回の撮影会は、期せずしてロケ地巡りとなった一日でした。

 …と、これで終わるはずだったのだが、最後にちょっとしたどんでん返しが。
 都心に戻り、ファミレスで、一日の出費を二人で精算するいつもの儀式。その席で、Kammyが中途半端に出っぱなしになっていたDiMAGE F100のレンズを力ずくで引っ込めようとしたら、あらら、また元気に動きだしてしまった。何事もなかったように復活したF100。新機種購入は、またしばらくお預けとなったのでした(^_^;)。

 ということで、この度の、撮影した作品は、近日、たぶん、いずれは発表します。

 話は変わって、Kammyは、今日14日から、新しい仕事に突入しました。先日流れたやつではない。先のファミレスにいたとき、新規の仕事の依頼があったのさ。お盆前まで忙しくなります。今度の仕事も過酷そう…。

2003年7 月 9日 (水曜日)

流れ

 こないだの仕事の精算がまだ終わっていないのだが、実は、次の仕事が決まっていた。早ければ昨日から合流していたはずなのだが、その仕事が流れてしまった。
 うーん、ここんとこ仕事が順調だったので忘れかけていたが、去年の暮れから続いている悪い流れがまだ生きていたようだ。
 その仕事があるからと断った仕事もあったんだけどなぁ。長い長い夏休みの始まりにならなければいいのだが。

2003年7 月 6日 (日曜日)

『バトル・ロワイアルII~鎮魂歌』を観た

 昨夜久しぶりにmoritaと会い、一緒に『バトル・ロワイアルII~鎮魂歌』の公開初日のレイトショーで観た。

 前作に続き、相変わらず中学生の殺し合いが描かれているのだが、テーマ性において、前作より直球。前作は受け入れ難かったKammyも今回は大満足。
 単なる殺し合いゲームだった前作と違い、今回は明確に“テロ組織との戦争”を描いている。しかもテロ組織寄りの視点で、アメリカ批判にも躊躇がない。前作が暗喩による表現だとしたら、今作は直喩。故深作欣二監督が描こうとしていたものがストレートに映像化されていて、悲惨な映画ではあるが、表現者の視点から見て、観ていて気持ちいい。よくやったと拍手を送りたい。
 戦闘シーンの描写も、スケール感においてハリウッド映画などとは比較にもならないが、演出力の勝利でかなり臨場感もあり、嬉しい誤算だ。
 惨たらしいシーンの続く悲劇的な作品ではあるが、作り手側のひとりとして、非常に爽快な気分にさせられる秀作。念を押すが、観ていて楽しい作品では決してない。しかしこの夏必見の一本だと思う。

2003年7 月 4日 (金曜日)

クランクアップ&『マトリックス リローデッド』を観たよ

 毎日のようにイベントのあった今回の撮影も7月2日に予定通りクランクアップ。予定通りというのがものすごく不思議。
 で、2日には2Hにしては珍しく、打ち上げがあった。

 で、晴れ晴れとした気分で、今日、久々の映画鑑賞。観たのは話題の『マトリックス リローデッド』。個人的には前作もそんなに好きではなかったので、本作も、「まぁ、三部作だし、押さえとかなくちゃしょうがあるめぇ」てな感じの、やや投げやりな心持ちで観ることにした。
 前作では、個人的な印象以上に世間の評判が良かったのだが、本作では世間的な前評判もあんまり芳しくなかった。なので、「たぶんつまんないだろうなぁ」という予想をした上で観た。

 ここまで予防線を張っていたので、「やっぱりつまんない」ってのが率直な感想。予想以下に悪いわけではないが、予想通りのつまんなさ。
 アクションシーンは映像的に刺激的で、それ自体は素晴らしいと認める。だが、あんまり誰も言おうとしないんだが、このウォシャウスキー兄弟監督って、ドラマ部分や説明的な部分での演出は、かなり下手な人たちだと思う。前作もそうだったが、今回もアクションシーン以外が、かなりかったるい。
 哲学的な掘り下げを前面にもってきたため、前作以上に難解な作品に仕上がっているのだが、難解なのは哲学的だからだけでなく、単に脚本の煮詰めや、演出にも大いに問題がある。

 もちろん、今回も映像的な見所はいっぱいある。でも、前作同様、ほとんどの見せ場は、予告編やら雑誌の特集などで、大方露出されているので、なんだかそれらの再確認のために観ている気がしてしまう。クライマックスの十数分にわたるカーチェイスまで、ほぼ予想通りというか、既知の予定通りの展開。「おお、すげぇ」じゃなく、「ふーん、これのことね」ってな感じ。演出が巧ければ、前知識があっても気分的に盛り上がるもんだが、全然盛り上がらない。この溝が埋まらない限り、どんなに映像的に感心はできても、個人的に好きな作品にはならないんだよね。
 結局、真の見所は、クライマックスの十数分にわたるカーチェイスより後。今回の“まとめ”の部分。さすがにこの真のクライマックスは部分は制作側が規制したのか、報道各社が自粛したのか、ほとんど情報がなかったので新鮮だった。演出のテンポも悪くない。でも、やっぱり、前作と比較すると今一歩。どことなく予定調和な感じがしなくもない。前作はSFの姿を借りた“おとぎ話”だったのだが、今回は、どうも安っぽいSFに墜ちてしまった。

 三部作の第二幕ということで、マトリックス世界の謎解きと同時に、冬に公開予定の完結編の『マトリックス レボリューションズ』への伏線もいっぱい張り巡らせてある。
 今作のラストカットは、ある重要人物のアップで終わるのだが、それが誰なのか、なぜ重要なのか、一度観ただけで理解できた観客がどれほどいるのだろうか。今後の展開を考えると、この人物が一番の鍵を握っているに違いないのだが、今回の多くの個性的な新キャラに埋もれてしまって、ラストカットでアップにされても、今回、この人物が何をやっていたのか、そもそも誰だったのか思い出せない。たぶん、ラストカットを観た多くの人は、単に「ただ一人の×××」としか思っていないんじゃないか。Kammy自身は、ちょっとだけそこに至る伏線を思い出せたので、たぶんそうにちがいないと気づきながら、仕方なく二度続けて観て、その人物が何者なのかを再確認するしかなかった。
 すでに観た方、あの人物が実は○○○だって、気づきました?それは、ネオがラストで“あれ”したのと同じぐらい、ひょっとしたらそれ以上に需要な次回作への伏線ですよ。
 ただ心配なのは、この伏線は、完結編で一番つまんないオチに繋がっていく気がしてならないこと。今回、マトリックス世界の謎がいっぱい明かされるのだが、それがちょっと早過ぎるのよ。中盤である今回、ここまでやっちゃうってことは、次はもっととんでもないどんでん返しが待ってるってことなんだろうけど、こちらの予想を上まわることができるのだろうか?

 まとめると、前作が好きな人には、本作も充分納得のいく続編。だが、Kammyのように、前作を素直に好きになれない人には、やっぱりダメだと思う。

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