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2004年3 月 からの 6 記事

2004年3 月20日 (土曜日)

DiMAGE Xg経過報告

 DiMAGE Xg実写インプレッションやるべく、撮りまくってる今日この頃。とりあえず、毎日数百枚で、通算1484枚。Kammyの常として、すべて手持ち撮影。
 で、判ったこと。

 1.散々いろんな雑誌やWEBサイトで目にしていた評判だが、予想していた以上に手ぶれし易い。小さくて軽い上に、光学3倍ズーム。DiMAGE F100/F200もほぼ同じような条件だったはずだが、明らかにそれ以上。撮りまくった初日は、天気が悪くて光量が足りなかったせいもあるが、PCで確認してあまりのアタリの悪さにがっかりした。まあ、だいぶコツを掴んだけど。
 薄いせいで、今までの感覚だと持ちにくいのが一因と思われる。あと、オートブラケット撮影の機能が無いのが痛い。DiMAGE F100のときは常用して、明るさを多少妥協してもブレてない写真が選べたんだが…。

 2.手ぶれ防止のため、しっかり持つコツを掴んだ頃、今度はレンズ形状から来る指先の“蹴られ”に苦しめられ始めた。DiMAGE F100/F200は沈胴式レンズだったお陰で、本体から首を延ばしており、指が掛かるなんてあり得なかったんだが、DiMAGE Xgはレンズが出ない上に、そのレンズ窓が角にあって、しっかり持とうとするとちょうどそこに指が来てしまうのよね。まぁ、これも気づいてしまえば気にするようになったんで、だいぶ慣れたけど。

 3.ズーム全域で切り替え無しでのマクロ撮影機能は強力。やはり花の撮影を積極的に推していたミノルタ(現コニカミノルタ)だけはある。DiMAGE F100でのマクロ撮影での写りの良さにも感動したものだが、ズーム全域マクロがこんなに楽しいとは思わなかった。いろいろ遊べる。

 4.電池の持ちは、公称値通り余裕がある。あんまりフラッシュを使わないお陰もあり、撮りまくっても1日以上、300枚ぐらいは余裕で撮れる。

 5.それで思い出したが、フラッシュが全域マクロと相まってけっこう使える。カタログにさり気なく書いてあったんだが、フラッシュの撮影可能最短距離が、レンズの撮影可能最短距離と同じ15cm。つまり、切り替え無しのマクロで、ずずずいーっと寄った状態でフラッシュ撮影も可能ってこと。しかもその調光も想像以上に使える感じ。コンパクトゆえにレンズとフラッシュの位置も近いんで影もあんまり気にならない。今までカメラ内蔵フラッシュなんて状況的に仕方ないときにしか使わないものと思っていたが、これなら狙いで使える。

 6.小ささ軽さと並んで、高速起動も売りの一つなんだが、確かに公称0.8秒の起動は早い。4秒ぐらいかかっていたFシリーズなんて比較対象じゃない。ピントが合ってからのレリーズタイムラグも公称0.06秒で、もうタイムラグなんて無いに等しい。ただ、問題はその間のピント合わせなんだよ。
 普通に撮影しているときは、ピント合わせも決して遅いとは思わないんだが、いざ、「高速起動を活かすぜ」って状況になると、ピント合わせが足かせになっている気がしてならない。まあ、前後の相対的な感じ方の問題なんだろうが。

 7.で、肝心のピント合わせなんだが、これもまた一癖ある。ワイドフォーカスエリアを持った5点マルチAFが意外と悪さをするの。DiMAGE F100/200も似たようなフォーカスエリアだったんだが、こいつらはちゃんとフォーカスが合ったポイントを教えてくれたんで失敗も少なかった。ところがDiMAGE Xgだと、ピントが合っている場所を明快には教えてくれないので、液晶ディスプレイで確認するしかない。これがまたわかりにくい。で、微妙にピンぼけの写真を量産する羽目に。お得意のマクロ撮影だとこれが致命傷になることも少なくないんだな。5点マルチ搭載するんなら表示してくれよ。

 8.あと表示してくれなくて困るのが、絞りとシャッタースピード。あくまでシャッターを押したらOKのお手軽コンパクトカメラなんで、この辺のフォローは意図的に避けてる。趣旨はわかるんだが、廉価版のDiMAGE X20/X21との差別化するんなら、マニュアル操作できないにしても、表示だけでもしてくれないと、Kammyが好きな被写体ぶれを狙いにくくて辛い。

 9.マニュアル撮影ができない代わりにXシリーズで初めてXgから搭載された手動選択可能なフルオートシーンセレクターは、やっぱりあって良かった。マニュアル撮影ができるんなら無くてもいいが、最低限の意思伝達手段としては有効に使ってる。つまり、“フルオート”はどうでもいい。
 このフルオートシーンセレクターは、Kammyの記憶が正しければ、ミノルタが世界初と誇らしげにFシリーズから搭載してきたが、オートにしとくと相変わらず遠景モードと通常プログラム以外はほとんど選択されることが無くて、そもそもフルオート“シーンセレクター”と、それまでにあったプログラムオートとの違いが理解できない。プログラムオートだって、レンズの焦点距離や被写体の大きさから内部的に「これはポートレートだな」とか「風景写真だ」って判断して絞りやシャッタースピードを決めてたんじゃないのか?所詮素人受けを狙った名ばかりの機能と思う。

 10.あと、写りに関してはほぼ不満はない。DiMAGE F100で初めて撮ったときほどの感動はないけど、この中級クラス以下のカメラであえて苦言を言うような不満も無い。アラはあるんだけど、(旧)ミノルタらしい自然な絵作りは好き。

 結論として、良くも悪くも“お手軽コンパクトデジカメ”。気軽には扱い易いが、手の込んだことをしようとすると工夫をしないけない。ただ、工夫をする余地はある。
 一応、ここまでに挙げた不満点と美点、あと、ここでは挙げなかった小ささ軽さという美点を合わせると、ほぼ不満点と美点が拮抗している。好き嫌いでいうと、好き。それで充分。愛機と呼ぶには正直荷が重いかもしれないが、玩具=おもちゃではない、愛するペットのような愛玩カメラ。
 本来なら、ここで実写サンプルを載せるべきだろうが、それは実写インプレッションの公開までお待ちくだされ。

2004年3 月16日 (火曜日)

DiMAGE Xg買った

DiMAGE Xgマリンブルー

 昨日の予告どおり、DiMAGE Xg買いました。色はマリンブルー。Tonomi Jetty Parkのイメージカラーとダブったんで。Kammyの新愛機でございます。
 本体と同時に、専用ケースと予備充電池もさっそく手に入れた。充電池はXg買った分のヨドバシのポイントで相殺だけど。

DiMAGE Xgマリンブルー

 なんかイメージしてたのより、ちっちゃくて、なにより軽い。もちろん何度か店頭で触ったことはあったんだが、実際に手にすると、あらためてその小ささ・軽さに驚いた。たばこの箱より幅はあるけど薄い。高さはちょうど同じくらい。専用ケースに入れると、大きめの名刺ケースにたっぷり名刺をため込んだような感触。カシオのEXSLIMが名刺ケースに入る大きさを目指して開発されたそうだが、DiMAGE Xgはそれよりは一回りでかいが、もうこんだけ小さければ充分って感じ。胸ポケット入れてもまったく違和感が無い。
 最初、公式サイト<http://konicaminolta.jp/products/consumer/digital_camera/dimage-xg/>で色を見たときは、青や赤は安っぽいかなと思ってたんだけど、実物は思いのほか渋めの色合い。
 ボタンやレバーの感触は、全体的にちょっと柔らか過ぎる感じ。もうちょっと固めでいいんだけどな。特にシャッターボタンの半押しと実際にシャッターが切れる境目がわかりにくいのが惜しい。まあ、DiMAGE F100のときみたいに、勝手に電源が入ったりすることはないのが救いだが。

 不満も無くもないが、この小ささ・軽さは絶対的な魅力。これで光学3倍ズーム入りだもんなぁ。これで撮るためにお散歩したくなるわ。やばいっす。
 実写インプレッションを早々に公開できるように頑張りますんで、しばし待たれ。

2004年3 月15日 (月曜日)

決めた

 久しぶりに、中野の会社に顔を出した。ちょっと野暮用があって。
 なんか、気がつくと飲み会みたいになって、深夜に帰宅。

 で、話は変わるが、仕事にも必要になるということで、次のデジカメ、やっぱりコニカミノルタのDiMAGE Xgに決めた。まだ買ってないけど。
 盗難に遭った愛機F200がすでに販売終了で後継機も出ない今、選択肢がほとんど無いに等しい、Kammy的には。
 予算は4万円以内で、画素数が最低でも200万画素。コニカミノルタ内では、旧コニカの流れを汲むG400か、ミノルタ一のヒットシリーズ最新機種のDiMAGE Xgか、廉価版のX20(or 4月発売予定のX21)かしかあり得ない。
 一応、リコーのG4Wideとか、カシオのEXSLIMも候補には入れたけど、G4Wideは今となってはバカでかいし、EXSLIMは役不足。一方、コニカミノルタにかえりみると、G400は使いにくさが目につくし、意外と値が高い。
 残るXシリーズ、X20はXgと違って乾電池が使えるけど、EXSLIMと一緒で今一歩役不足。一方Xgは、シリーズ本流の4機種め(X→Xi→Xt→Xg)ということで、コンパクトデジカメとしてはかなり完成度が高い。が、旧Fシリーズに比べるとマニュアル撮影ができないし、乾電池も使えないという欠点が目についてしまう。
 ただ、それでもXgにしようと決めたのは、フルオート撮影しかできなかったXシリーズに、待望の任意指定も可能なシーンセレクターが内蔵されたことと、あのちっちゃな内蔵充電池で220枚(公称値)も撮影できるようになったから。最低限の意志を反映させた撮影ができる上に、仕事で使うことを考えても、220枚も撮れるならほぼ一日は充電無しでいけそう。経験上、仕事で撮るとき多くて一日200枚程度だから、前機種のXtの130枚ではダメだったが、Xgの220枚ならギリギリボーダーライン上なんだな。それでも予備充電池は買うつもりだけど。
 というわけで、明日買う。そう決めた。
 で、F200を買ったときは仕事で忙しかったのと、すでに新発売から相当経ってたのでやらなかったが、まだ発売から一ヶ月のDiMAGE Xgを買ったら、F100を買ったときにやった実写インプレッション<http://www.tonomi.jp/kammyhills/photograph/impression_dimage_f100.gallery/>、また見たいですか?

2004年3 月10日 (水曜日)

『ゼブラーマン』観ちまったぜ

 予告編を観たときからずっと気になってた哀川翔の主演100本記念作品『ゼブラーマン』を観た。
 平日にこんなおバカ映画は、客席もガラガラだろうと考えていたのだが、たまたまレディースデーであったためか、思いのほかに満員。立ち見こそ無かったものの、始まる前からちょっと驚いた。邦画だぞ。平日だぞ。どう考えてもおバカ映画だぞ。って、よく考えたら学生は春休みか。どおりで若い女の子が多かったわけか。でもやっぱり、学生カップルがデートで観に来てるのはまだわかるが、女友達がグループで観るような映画じゃないと思うんだけどな…。恐るべし哀川翔。主演100本も伊達じゃない。それとも三池崇史監督のブランドも功を奏しているのか。
 そうこうするうちに、予告編が始まる。杉本彩主演『花と蛇』。これはどう考えても理解不能なSMポルノ映画でしかない気がするが、でも気になる(笑)。そういや初めてドラマの仕事したときのレギュラーに杉本さんがいたよなぁ。どうしちゃったんだろう。やっぱり気になる。気が向いたら観よっと。
 とか考えてるうちに、本編が始まった。うーん、いつもの三池節。なんとなくだらだらとした流れの中に、切れ味のいいけれん味がまぶされて、悪くない。というか、けっこう面白い。いや、一歩間違うと文字通りのおバカ映画に成り下がりそうなのに、大まじめにヒーロー誕生物語を、そしてストレートに家族&夢というテーマで描いていて、かなり楽しめる。
 講釈を垂れるような作品じゃないのは承知で言わせてもらうと、家族の再生を描いているようで、結局心通わせたのは息子だけっていうのがテーマの答えとしては不満だが、あとは充分に楽しめた。
 観終わったあと、周りの観客たちが口々に「面白かった」と喜んでいたのが印象的だった。切符売場で「『ゼブラーマン』、大人●枚」って恥ずかしがらずに言える人なら楽しめるはず。
 先日の『着信アリ』といい、職人三池監督のそつのない仕事っぷりに感服。ウエルメイドなエンターテイメント作品です。

2004年3 月 8日 (月曜日)

虚脱

再会

 一仕事終えた虚脱感と、車上荒らしに遭った余韻で、悶々とした日々を送ってしまっている今日この頃の去る6日の土曜日、久々にmoritaとよこちんに再会。
 先日からよこちんもvodafoneに、しかもKammyと同じV601SHにしたことで、未だにPHS使いのmoritaにも強く推しといた。愛機のデジカメを盗まれてしまったKammyですが、細々とV601SHでこんな写真を撮ってます。
 あと、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』も二人に薦めといた。遅かれ早かれDVDの愛蔵版とか出たら、きっと買うな、Kammyは。まだDVDプレーヤー持ってないけど。とりあえず、も一回は劇場で観ときたい。

 今日は週明けということもあって、盗まれてしまった預金通帳の解約やら再交付やらの手続きをして回った。いやぁ、無駄にいっぱい通帳作ってたんだよな。郵便貯金以外は再交付には1000円~2000円掛かるって言うんで、使ってない口座は解約することに。
 それにしても、銀行それぞれに、対応も様々だった。郵便局はあくまで事務的だったし、三井住友は閉まる直前に行ったせいか、露骨にさっさと終わらせたそうで、あしらわれたって印象。UFJは一つ一つ手続きしようとするたびに、窓口のおねーちゃんが上司にお伺いを立ててた。普段から上司がうるさいのだろうか。今日ではないのだが、先日真っ先に解約した東京三菱が一番人当たりは良かった印象。
 ただ一様に言えるのは、こっちとしては、どうせ使っていない通帳は残高もほとんどゼロなんで、なきゃないで困りもしないんだが、オレオレ詐欺やら架空請求とかが問題になっている昨今、自分の通帳が悪用されるのが怖いので手続きに赴いたのに、銀行側はまるっきりそんな緊張感みたいなのが皆無なんだよな。「盗難に遭った」というKammyの言葉がまるで聞こえなかったかのように、ごく平然と事務手続きしてた。「大変でしたね」的な言葉も無ければ、どこでどんな盗難に遭ったかなんてことも確認されなかった。2行だけは、いつ盗難に遭ったか訊かれたけど。盗難に遭ってすぐに通帳を停めてもらうために電話した窓口の人と話をしたときは、こんな違和感感じなかったんだけどな。

 解約ついでに、最近ほとんど使っていなかったDoCoMoのPHSも解約した。これがまた、ほとんど一瞬で手続きが済んでしまった。解約理由とか聞かれるかと思っていたのだが、それも無し。もちろん引き止められるなんて事もなし。口頭での本人確認と、住所氏名を書類に書いたら、窓口のお兄さんがパソコンのキーボードをポチッと押して、ハイおしまいって感じ。あまりのあっけなさに拍子抜け。

 というわけで、今日はここまで、ハイおしまい。

2004年3 月 3日 (水曜日)

クランクアップ&『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』観たぞ&まさかの最悪

 今日は3月3日、桃の節句ひな祭り。そして"Tonomi Jetty Park"<http://www.tonomi.jp/>の2周年。更新をサボってる間に、書きたいことはいっぱい溜まっているんだが、掻い摘まんで…。

 去る2月29日、今回の仕事もなにはともあれクランクアップ。その直前に、出演女優の結婚報道で、ロケ現場に報道陣が駆けつけたりして、ちょっとだけ慌ただしくなったが、無事終了。

 クランクアップ前日、最後の撮休に、アメリカアカデミー賞の結果発表直前の『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』を観た。一言で感想を述べると「凄いことになっとる」。
 すでにアカデミー賞も発表されたのでご存じと思うが、ノミネートされた11部門すべてで受賞という快挙。最多受賞歴代タイ記録だそうな。アカデミー賞だけで作品の評価が決まるというものでもないのだが(強力な対抗馬もいなかったし)、まぁ要するに、誰もが認めざるをえないぐらい凄いってことなんだな。
 ストーリー的には、古典を原作にしているので、目新しさがあるわけではないが、すでに成熟されたオーソドックスな完成形で、ケチの付けようがない中世スペクタクルファンタジー群像劇。
 RPGそのものといった感じのパート1『旅の仲間』、昔のスペクタクル映画を思い起こさせてくれたパート2『二つの塔』と、それぞれに観る人によって好みもあるだろうが、Kammy的にはやはり大団円の『王の帰還』には、圧倒されたというほかない。
 観る前から前評判が高かったので、かなりの期待をしていたのだが、あまりの凄さに唖然とさせられた。「凄い」ばかりで、うまく感想が言えないのだが、Kammyがこの業界に身を置いてるからこそ、余計に圧倒されてるかもしれない。『マトリックス』シリーズなども、当時の技術的には凄いと思ったが、もう少し待てば、日本でもそのうち似たようなことはできそうな気がするレベルだったんだよ。内容はともかく、一昨年の『リターナー』、去年の『ドラゴン・ヘッド』などを観れば、日本の特撮・CG技術も充分頑張ってると思わせる。
 でも、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』での特撮は、日本とは遥かにかけ離れたものだと痛感させられた。恐らく、Kammyが生きている間に、日本がこのレベルに到達することは無理じゃないかと思われる。言い換えれば、Kammy自身がここまでの仕事をすることは多分ないだろう。
 なにがそこまで言わせるかというと、この作品で映し出されているのは「実写と見紛うリアルな特撮・CG」じゃないんだよ。実写そのもの。まず実写ありきで、その実写がまず凄いの。この『王の帰還』を観てしまうと、『マトリックス』シリーズの特撮なんて、お絵かきのCGにしか思えなくなる。どう見てもキャストやスタッフがわざわざ山脈の頂上まで登って撮影してる。そんな映像を見せつけられるだけで、すでに日本じゃ無理だよって思ってしまうのに、空撮がすげーつて思って観てると、どこから手を加えたのかわからないんだが、明らかに実写撮影ではあり得ない映像に移り変わる。もう凄過ぎる。業界人の端くれとしては、打ちのめされる思い。でも、そんなのもまだまだ序の口で、モンスターやらなんやらが10万人規模の大勢で入り乱れての戦闘シーンとか、もうどうやって撮っているのか想像もつかない。
 とりあえず分かり易く、特撮のことばかり述べてるが、そんな実写にしかみえない特撮を使いながら、堂々たる骨太の群像劇が繰り広げられてんだから、もう拍手喝采、あるいはひざまずいて屈するしかない。
 なにはともあれ観るべし。紛れもなく歴史に名を残す傑作だから。この手のジャンルが苦手という人も、まずは観てから嫌いになればいい。何年かにいっぺんしか劇場に足を運ばないという人も、十年に一度しか出てこない記念碑的作品をリアルタイムに観れる幸運を逃す手はない。気になってるならレンタルビデオでなんか観たら一生後悔するぞ。

 と、長々と熱く語ってしまったが、今日はこれでは終わらない。先日、一生に一度あるかないかの不幸に遭遇してしまったから。
 冒頭に書いたように、先月末で仕事がクランクアップして、3月1日は打ち上げパーティーだった。それ自体は平穏無事に、徹夜で終わったのだが、それからうちに帰りつくまでに、一本の電話が入った。
 打ち上げの前にうちの近所のコインパーキングに停めた制作車が車上荒らしに遭っているとの警察からの連絡があったとの連絡。愕然とした。この日、制作車も返却する予定だったのに。
 そういえば、何年か前にも返却前夜に駐車違反で切符切られたことを思い出したが、それはまだ自業自得。車上荒らしなんて、まさかわが身に降り掛かるとは思ってもみなかった。
 慌てて大急ぎで駐車場所に赴いた。見事に割られた後部座席の窓ガラス。すでにほとんどの制作備品は返却済みだったのだが、真っ先に心配したのは、一応高価な品、トランシーバー11台。が、それは無事だった。それで一安心したのもつかの間、荒らされた車内をよく見ると、私物の鞄三つが見事に無くなっていた。まぁ、そうは言っても、中身はすでに撮影終了した作品の書類やら台本。被害額という意味では諦めがつくかと一瞬だけ考えたが、鞄の中にKammyの愛機のデジカメDiMAGE F200を無造作に入れておいたのを思い出した。呆然。さらに、仕事の領収書の一部も入れてあったことを思い出した。のちにある程度状況がはっきりして判ったが、領収書は少なく見積もっても16万円分は持っていかれていた。
 30分以上もしてから来た警察の指紋採取がおこなわれるのを、徹夜明けのボケた頭で見ていた。といっても、テレビドラマで観るような、鑑識なんか来やしない。近所の交番の若いおまわりさんが、ショルダーバッグに収まる採取セットを使って不器用に調べるだけ。寒さに震えながら、漠然と「つい一昨日まで、刑事ドラマの撮影やってたのになぁ。鑑識車とか、あんなの嘘なんだぁ」とか考えた。
 その場で事情聴取を受けたが、これがまた事務的なだけでかったるく、「どうせ犯人はつかまんないだろうし、盗まれたモノも出てこないだろうな」と思わされるだけ。「このあたりは車上荒らしとか多いんで気をつけてください」と今さら言われてもなぁ。そもそもそこのコインパーキングは、周りを民家が隣接していて、ここで危険なら、どう気をつけろって言うんだよ。そんないくらでも人目がありそうなところにもかかわらず、停めてあった3台すべてがやられたらしい。
 あー、気が滅入りながら、最後の精算をやらなきゃならない。相変わらず幸薄いKammyです。最低。

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