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2004年6 月 からの 2 記事

2004年6 月18日 (金曜日)

五周年!に人生再考

 はい、この『かみぃの丘』も晴れて五周年を迎えました。五周年なりのなんかイベントでも起こしたかったが、仕事明けでいつもと変わらない。とりあえず、感謝の御挨拶のみで。

 ここんとこはあんまり更新もできてないが、とりあえず継続できていて嬉しいです。この五年間、サイトは何度か大きな変貌を遂げたが、形は変わっても基本的にはなんも変わってないですね。かみぃ自身が仕事をするようになって八年目、その間ほとんど変わらない毎日を送ってますから。
 気分的には、もう三十半ばとなった今でも二十代の頃から成長していないというか、変わりようのない生活で、これでいいのだろうかと思う今日この頃でありますが、肉体的には紛れもなくもう三十代の中年手前なんだと実感しているこの頃です。
 もともと体育会系ではなく、よく言う「体力の衰え」は正直あんまり実感する機会も少ないんですけど、明らかに病院のお世話になる機会が増えた(苦笑)。去年の入院をきっかけに、「免疫力の低下」を実感してます。今日も皮膚科の病院に行ってきました。
 持病と呼べるものは無いつもりでいたんだけども、先の扁桃腺の炎症による入院も、今日の湿しんによる皮膚科も、もともと二十代から何度も発症していたんだけど、これまではほっとけばそのうち治ってたのが、もう自然治癒してくれないのな。

 昔っから、かみぃはゾロ目の歳を区切りと考えてた。十代、二十代でなく、干支一回りでもなく、11年周期を人生の区切りと考えていたんだよ。
 思えば22歳で上京して今の映像の仕事に就こうと決意し、そのうち33歳までに結婚できればなんて漠然と考えてた。
 でも気がついたら33歳になっても結婚してなければ、その予定もない。それどころか、ご存じのようにいつまでたっても収入が安定しない、ダメな社会人として日々送っていた。
 区切りのはずの33歳もこれといったイベントもなく、この先11年のめども立たず、そして去年34歳となり、この仕事も引き時かなぁなんて考えてた時期もある。ただ、この仕事のたちが悪いのは、潰しが効かないんだよね。他の仕事をするにも、何をするにも0からの再スタート。それもいいのかなぁと思っても、もう三十代半ばだとやっぱり不安なのよ。今の仕事を続けていれば、不安定ながらもほどほどの稼ぎができるようになってしまっているし、これをすべて白紙に戻すには遅過ぎる感が否めない。

 そんな出口の見えない悶々とした日々の中で出会ったこないだの仕事。いつまでも上司に怒られてばっかりだと思っていたのに、本当に心底充実した仕事だった。仕事っぷりという意味ではとても100点をあげられる状態ではなかったんだけど、人生の区切りとしては満点をあげられる。
 もう、自分はこの仕事に根ざした生活を送っているんだと実感できた。仕事っぷりはまだまだで100点をあげられないということについても、見方を変えれば、客観的に仕事を評価できるようになったんだというふうにも思えてくる。
 “仕事”ってのは、結果がすべてで、頑張ってるかどうかは問題じゃないと思ってきたけれど、今回は、「頑張ってる」ことを誉められた。何人もの先輩方から。もちろん、最低限の結果は残さないければいけないけれど、それと同時に、やっぱり頑張ってるってことは、みんな見てくれてんだよね。いつも怒られちゃう上司にしたって、頑張ってるからこそ、何度も呼んでくれるんだし。それなのに、頑張ってる自分を一番認めていなかったのは自分自身だったって気がついたよ。もうちょっと頑張ってみよう。

 そうして、落ち着いた気持ちで振り返ってみると、何もなかった33歳にしたって、『とのみ倶楽部』を発足させてるんだよな。仕事にしたって、とのみ倶楽部にしたって、かみぃの人生の一部なんだし、もっと頑張ろう。

2004年6 月12日 (土曜日)

お久しぶり!『キューティーハニー』と『世界の中心で、愛をさけぶ』観たよ。

 いやぁ、ほとんど更新できてない(^^ゞ。とりあえず、近況報告をば。

 今回の仕事は、去る8日にクランクアップ。10日に打ち上げだった。
 今回は、本来2日か3日にはクランクアップの予定だったのが、延びに延びて結局8日アップだよ(苦笑)。撮影自体はそれほど大変ってほどでもなかった印象なんだが、いかんせんスケジュールがこなせず、俳優のスケジュール調整の都合もあって一週間も延びてしまった。
 しかし、かみぃにとっては非常に有意義な仕事だった。最初は正直言ってあんまり気が進まない仕事だったんだが、ホントやって良かった。たまにはこういう達成感・充実感があってこそ続けてられる仕事だよなぁ。いろんな意味で、かみぃ自身にとっての代表作となりそうな記念碑的仕事だったのよ。
 お陰で打ち上げも十二分に楽しむことができたし、それがまたかみぃの充実感に輪をかけてくれる好循環で終えることができた。ま、最後に精算という一仕事がまだ残っているのだが。

 11日は連夜の飲み会。中野の会社の集まりだった。

 ところで、ちょうど一週間前の撮休に、『キューティーハニー』と『世界の中心で、愛をさけぶ』を観たので、まとめて感想をしたためとく。

 まず、『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督が永井豪原作の有名アニメーション漫画を実写化した『キューティーハニー』。
 一言で言うと、“愛すべきおバカ映画”。はっきり言って、普通に映画を薦めるという意味では、おバカ過ぎて人に勧められない(というか、客を選ぶ)が、「漫画をアニメーションテイストのままで実写化」という試みにおいて一見の価値がある。さすがアニメーター出身の庵野監督だけあって、非常に“わかってる”演出が素晴らしい。「実写での撮影」という事実を除いては、アニメの世界観そのもの。
 また、随所にそのものずばりのアニメーションも有効に活用してあり、アニメーションへの敬愛も伝わってくる。ジャパニメーションともてはやされる昨今の日本のアニメーションではあるが、アニメとか実写とかという枠を越えて、“僕らが子供の頃に熱中したアニメ漫画世界とはまさにこれだ”と納得させられる楽しさが満載で、特にかみぃと同世代のテレビ版キューティーハニーを知っている者にとっては拍手喝采モノじゃないだろうか。
 本当は観るまでまったく期待していなかったのだが、見事に裏切られて嬉しい誤算。オープニングの聞き慣れた主題歌が流れたときには、いきなり感動の涙を流しそうになってしまった。
 惜しいことに、このハイテンションは前半で力尽きた感があり、中盤はちょっとだれ気味。前半の勢いで最後まで引っ張れたら「“僕にとっての”今年のNo.1作品」となってたと思う。ぜひ続編を期待したい。

 一方、行定勲監督がベストセラー小説を映画化した『世界の中心で、愛をさけぶ』。
 巷ではもっぱら“泣ける”との評判なんだが、あまりにハイテンションな『キューティーハニー』の後に観たのが災いしたか、かみぃ的にはほとんどツボにはまらなかった。
 まず、過去の純愛を語ることとなる主人公の年齢設定が、まさにかみぃと同年齢で、劇中で流れる挿入歌や小物が、かみぃ自身にとっても懐かしいものであるには違いないのだが、肝心の過去のエピソードが、かみぃの実体験の思い出からはかけ離れていて、より距離感を広げてしまった。
 この手の「思春期の思い出モノ」とも呼べる構成の作品では、観る者のツボにはまるか否かで、まるっきり感想が変わってしまうということを実感させられた。設定的にあまりに自分に近過ぎるがゆえに、ドラマチックな映画世界と現実との差が際立ってしまい、いくら劇中で感動的なエピソードが描かれても、白々しくなる一方だった。そうなってくると、脚本的にも、偶然に頼り過ぎな部分が気になってしまって、ますます“うそ臭い”物語が一方的に進むばかりで、まるで共感できない。
 「現実の思い出はこんな美しいものではなかった」ということを言いたいのではない。かみぃにはかみぃなりに“あの頃”のいい思い出はある。その部分、つまりかみぃのツボを突くようなエピソードがひとつでも織り込まれていれば、もうちょっと感想も違っただろうが、この『世界の中心で、愛をさけぶ』は、すごく直球な感動物語でありながら、かみぃの場合には、大幅にストライクゾーンを外された球だったということ。
 こんな身も蓋もない印象だったが、唯一かみぃの涙を誘ったのが、柴崎コウの役。一番うそ臭い役どころとも言えるが、それゆえ、自分の現実の過去などとは関係なく感動させられた。言い換えれば、一番映画っぽい役だと思う。
 映画的うそのつき方の難しさを考えさせられた一本だった。

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