キーボードを水洗いしました
一年ほど前に愛用ノートパソコンが故障したときに購入した外付けキーボードが故障した。
あのパソコン故障以来、テンキー付きのフルサイズキーボードが便利で常用していたのだが、実は以前からテンキーの反応が悪くなってイライラさせられることもしばしばあったのよ。
もともと緊急避難用に買った安物だし、壊れるまではと考え、だましだまし使っていたのだが、それがとうとう「1」キーが押されっぱなしで止まらなくなってしまった。
これじゃ使い物にならないので、いよいよ買い換えかと思ったのだが、そこでとんでもない修理法を思いついてしまった。
キーボードの水洗いである。
どうせ買い換えたら不燃ゴミになるんだし、ホコリが詰まったのか、虫が挟まったのかはわからないけど、とりあえず洗い流してみようと。
というわけで、その手順だが、
水道水でキーの隙間を手早く洗い流す。この時洗剤の類は使わない。
反応の悪くなったテンキーあたりは特に入念に。
水洗いを済ませたら、内部の脱水のために思いっきりブン回す。遠心力で水切りするのだ。
とにかく脱水は徹底的に。内部に水滴が残ると錆びの原因となるから。
脱水が終わったら外側を入念に拭いて、風通しのいい窓際で一晩と半日干した。
水気もなくなったし、そろそろいいかなと思って、恐る恐るUSB端子に差してみた。
とりあえず画面上に異常な反応はない。
続いてキー入力。
お、いけてる!?ちゃんと入力されるじゃん。
と思った矢先、ガーン。テンキーの「1」キーを押したら、やっぱりリピートが止まらなくなった。
水洗いは成功したものの、完治には至っていなかった。
こんにゃろ。一晩かけたのに、もうやけくそだ。
ということで、キーボードから「1」キーを力ずくでひっぺがした。
キーの下に現れたシリコン製の接触部分を押したり引いたりペコペコやっている内に、するとどうでしょう、「1」のリピートが止まった。
お、お、こんどこそいけた!?
せっかく直ったっぽいので、破がした「1」キーを必死で元に戻した。
安物ながらパンダグラフ式のキーボードだったので、構造によっては元に戻せるのである。
というわけで、いまこれを書いているのも力業で強引に修理した外付けキーボード。
念のため、もちろんですが、キーボードを水洗いすることは推奨されていません。
数日の内に錆びる可能性も捨てきれません。
よい子はまねをしないように。
ところで、ひょっとして、最初っからキーを破がしてペコペコやっていれば、水洗いせずとも完治したんだろうか。
いや、水洗いしたお陰なんだろう、心なしか他のキーも叩き心地が良くなったような気がするので、よしとしよう。

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